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「元アスリート、PC初心者から月間MVPへ」転職者のリアル成長記 第2話「仲間と共に、前へ」

「元アスリート、PC初心者から月間MVPへ」転職者のリアル成長記 第2話「仲間と共に、前へ」

Meetの向こうに見えた、あたたかな輪

朝。
パソコンの電源を入れる音が、静かな部屋に響く。

Meetを立ち上げると、
画面の中に、昨日と同じ顔が並んでいた。

「おはようございます!」

声が飛び交う。
笑顔が、あいさつが、光のように交差していく。

まだ馴染めない。
でも、その輪の中に、自分の居場所が少しずつ滲んでいく。

それが うれしかった。

架電リスト、ひとつずつ、積み上げる

PCの架電ツールに、リストが表示される。
カーソルを合わせる。クリック。

電話が鳴る。
今日もまた、営業の言葉を届ける。

受話器の向こうに広がる、見えない世界。
優しい声。冷たい声。
途中で切られる音。
無言のまま切れる音。

それでも、
一件ずつ、積み上げていくしかない。

-私にできることは、いまここにあること。

Meetの向こうから聞こえる、静かなエール

通話が終わるたび、Meetの画面に戻る。
ミュート越しに見える、誰かの口の動き。
誰かの肩の揺れ。

みんなも、今、戦っているんだ。

画面の横に流れる、メンバーのチャット。
「このアプローチで見込み作れました!」
「おめでとう!もう一息!がんばろう!」

ミュートの向こう。
声は聞こえない。
でも、たしかにそこにある、静かなエール

その見えないやさしさが、
胸の奥で、そっと支えになった。

小さな「できた」が、積み重なる日

一日の終わり。
今日かけた件数、アポの獲得数、改善点。
振り返りの時間。

リーダーが、声をかけてくれる。
「昨日よりも、すごく落ち着いてたね」
「トークにリズムが出てきたよ」

ふわり。
心の奥で、何かがほどける感覚。

-昨日の自分より、少しだけ前へ。

その小さな「できた」が、
私を次へと進めてくれる。

画面越しの誰かに、背中を押される

画面に映る、仲間たち。
それぞれの部屋。それぞれの空気感。
でも、ひとつのチーム。

「今日もおつかれさま」
「明日もよろしくね」

その言葉が、心にふわっと灯る。

孤独じゃない。
ひとりじゃない。

たとえ家の一室で、
たったひとり机に向かっていても。

画面の向こうには、
仲間がいる。

それだけで、
心が、少しだけ強くなった。

そっと、目を閉じる夜

パソコンを閉じたあと、
部屋の明かりを落とす。

窓の外に、
星がひとつ、またひとつ。

今日もよくがんばった。
そんなふうに、自分にそっと言ってみる。

昨日よりも少しだけ長く、
背筋を伸ばしていられた一日。

「まだまだだな」
そう思う自分も、

「でも、ここまで来たね」
と笑う自分もいる。

どちらも、
今の私だ。

積み重ねた一歩の先へ

もう、スパイクは履かない。
でも、私はまた走りはじめた。

画面越しの仲間たちと、
一歩ずつ、同じ方向を向いて。

遅れてもいい。
転んでもいい。

大丈夫。
立ち上がれば、また前に進める。そう信じられた、
今日という一日だった。

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